生姜が認知症を予防できる理由

認知症になる人は年々増え、現在200万人を超えていると言われています。現在高齢者の方もそうでない方も、自分もいつか認知症になるのではないか、もしなってしまったら家族にも迷惑をかけてしまうのではないかと不安に思う方もいるでしょう。認知症にも色々と種類がありますが、多くはアルツハイマー型と呼ばれる認知症にかかる人が多いと言われています。初期症状としては何度も同じことを言ったり、自分が今どこにいるのか分からなくなったり、簡単な計算が出来なくなったりと、新しい情報を一時的に保存する海馬が損傷を受けることで、新しく覚えた物事をすぐに忘れてしまうようになります。原因についても全てが解明されているわけではありませんが、活性酸素や過酸化脂質などの酸化ストレスや炎症反応によって、脳の神経細胞が破壊されることが認知症の発症原因とされています。しかしながら最近の研究で、生姜に含まれる成分には、このような酸化ストレスや炎症反応を抑える働きがあることが分かっており、認知症の予防にも有効であると注目を浴びています。この生姜に含まれる成分とは、ジンゲロンという成分で、生姜に熱を加えることで生成されると言われています。ジンゲロンは炎症を抑える作用があることから、認知症だけでなく、癌や糖尿病、血管性疾患など炎症反応に起因して発症する、多くの病気を未然に防ぐ効果も発揮します。実際に生姜を摂取することで、記憶力や学習能力が向上する、あるいは低下を抑制することが分かっていますから、高齢者はもちろん、若い内から積極的に摂取したい成分であります。また生姜に含まれるクルクミンという成分も、アルツハイマー型認知症の発症原因とされる、アミロイドβと呼ばれるたんぱく質の蓄積を抑える働きがありますから、認知症予防に生姜が効果的なのでしょう。なおうつ病の予防には高麗人参の働きも注目されています。高麗人参とうつ病の関係はこちらをご覧ください。